楽園移住

サスティナブルな未来を実現しよう

仕事も休暇も両立できる最先端リゾートバリ島(チャングー編)

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ネット環境がある場所であれば、時間と場所にとらわれない働き方ができる「ノマドワーカー」と呼ばれる人々がいます。バリ島は生活コストを抑えながら仕事と休暇を両立することができる「理想のワーキングプレイス」という認知がノマドワーカーの間で急速に広まっています。ホテルやカフェ、レストラン、コンビニなど、あらゆる施設でWi-Fi が普通に繋がり、スマホ携帯も島内の殆どの場所で繋がります。豊かな自然と共生できる環境の中で過ごす日常、基本は低コストで生活ができ、たまにリゾートホテルで贅沢にレストランの食事を楽しむこともできます。

 

現代の働き方を変えたノマドワーキング

 ノマド(nomad)は、英語で「遊牧民」の意味。近年、IT機器を駆使してオフィスだけでなく様々な場所で仕事をする新しいワークスタイルを指す言葉として定着した。このような働き方をノマドワーキング、こうした働き方をする人をノマドワーカーなどと呼ぶ。
ノマド誕生の背景には、情報化社会とそれを支える技術の進歩がある。近年ブロードバンドが普及し、無線LAN(ローカルエリア・ネットワーク)を使える場所が増え、外出先でインターネットを利用できる環境が急速に整ってきた。クラウド・コンピューティングを利用することによって、自宅のパソコンだけでなく、スマートフォンなどを使って、喫茶店や移動の車内などでも仕事のデータにアクセスできるようになった。遠く離れた人と意見を交わしたり、様々な情報を手に入れたりすることも、容易になった。また、産業構造の変化により、仕事の質ややり方も変化し、様々なスキルを持つ人たちが会社の枠を超えて参加するプロジェクトが増えてきていることも、要因の一つである。

このような時代の変化の中で、会社に属さずとも、IT機器と人的ネットワークを活用して、その時々の仕事に適した場所を移動しながら、従来よりもスピード感をもって仕事をしている人が、ノマドの実践者としてメディアで紹介されるようになってきている。新しい働き方で自分の仕事をより進化させるだけでなく、これまでできなかったことを実現したり犠牲にしていたものを取り戻したりするなど、従来型の会社勤めよりも自由な生き方として描かれる場合も多い。小さなコンピューターを操って多くの仕事をこなす姿はスマートで魅力的だが、IT機器を使いこなすスキルだけではなく、積極的な情報取得や仕事の配分のコントロールといった自律が求められている。ノマドは、単にオフィスを持たないフリーランスの仕事人を指すのではなく、その可能性に注目した言葉と言える。

引用元:ノマドとは‐コトバンクより

  

前回は、「旅行だけではなく仕事を目的とした滞在が実現できる最先端のリゾート」として、一流リゾート地区のヌサドゥアについてご紹介しました。

前回の記事:仕事も休暇も両立できる最先端リゾートバリ島(ヌサドゥア編)

 

バリ島にやって来る外国人のノマドワーカーが好んで滞在する人気のエリアは、サーフィンのポイントでも有名な「Canggu(チャングー)」という地域です。 

今回はチャングーに住む外国人ワーカーの実態と、その魅力的なライフスタイルをご紹介いたします。

 

  

 

 

バリ島パラダイスノマドなライフスタイル(CNBCレポートより)


I tried living as a digital nomad for the day | CNBC Reports

ノマドワーカーやリモートワークをする人向けのコワーキングオフィスは世界中の色々な場所で設立されていますが、バリ島のワーキングスペースは南国らしいライフスタイルをコンセプトにした施設が特徴的です。オープンエアーでトロピカルな施設の中には、スイミングプールやリラックスできるクッションベッドがあります。カフェでコーヒーや軽食を注文して飲食しながらワーキングスペースを利用する人々、その様子に慌ただしさはなく、南国の空気感と調和した環境でリラックスして仕事をしていることが伺えます。

コワーキングスペースは24時間利用することができ、世界中のITワーカーとオンラインで繋がりながら仕事をする外国人ワーカー達が昼夜出入りをしています。チャングーのエコビーチに近い場所にあるコワーキングスペース「DOJO(ド―ジョー)」では、1日パスのビジター料金は$15ぐらいで、24時間自由に使用することが出来ます。施設内にあるカフェで淹れたての珈琲やスムージー、サンドイッチやサラダなどの軽食を食べることができます。

ワーキングスペースを利用するメリットは、カフェで仕事をするよりも集中できる環境が備わっていること時間を気にせずに利用できること、なにより施設を利用する外国人同士で出会いのネットワークが広がることです。利用者のコミュニティー交流を図るために定期的に行われる食事会や、最先端の分野で働く専門家が来て講義をしてくれるワークショップも頻繁に行われています。ワーキングスペースを利用することによって更なるスキルアップや、次の仕事の機会に繋がるネットワークを増やせる可能性があるというメリットを知ると、多くのノマドワーカー達がコワーキングスペース施設を利用する理由が解ります。

仕事の合間にサーフィンやヨガをやったり、マッサージを受けたり、晩になるとバーやパーティーに繰り出したりと、気分転換やリフレッシュをし易い抜群の生活環境です。休日はビーチクラブでのんびり過ごすのも、アクティビティーに没頭するのも良し、バリ島には観光客も多くやって来るので、ショッピングする場所やナイトスポットなど何でも揃っています。生活コストは月$500程度で快適なアパートを借りて泊まることができ、またプール付きのヴィラも友人達とシェアをして借りれば、費用をかけずに優雅に過ごすことができます。

仕事に集中する時間と、リフレッシュや休暇に充てる時間をきちんと自分で管理できる人であれば、バリ島のような南国リゾートは最高に生産的なライフスタイルを楽しめる場所になるでしょう。

 

Canggu(チャングー)はこんな場所

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The Lawn Canggu Beach

バリ島は小さな島ですが、少し場所を移動すると雰囲気が全然違うので初めて来られる方は驚く方もいます。チャングーは外国人の長期滞在者や欧米人の移住者が他のどのエリアよりも多い場所です。大きな道路は無くバイクに乗って行き交う人々の様子を見ていると、現地ローカルの人々よりも外国人の方が多い場所もある独特な地域です。

チャングーエリアは、以前はサーファーや長期で移住している欧米人しかいませんでしたが、近年話題のビーチクラブやカフェ、写真映えのするスポットが増えたため、ガイドブックにも載るようになり観光客も訪れるようになってきました。チャングーの特徴はバリ島の他の地域には無いユニークな生活感があることです。

 

サーファーズパラダイス

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一年中安定したサイズの波が届くバリ島はサーファーにとってパラダイスです。年間を通しての平均気温は約28℃ぐらいで水温も温かく、ウェットスーツを着ることはありません。乾季と雨季のシーズンがあり、チャングーは5~10月ぐらいまでの乾季が波のコンディションが一番良い時期です。チャングーのサーフポイントは北側のプレレナンビーチから、有名なエコビーチと続き、フィンズビーチクラブのあるブラワビーチまでの海岸線沿いの辺りまでポイントが分散されています。波の質もポイントによって様々なので初心者から上級者までサーフィンを楽しむことが出来ます。

バリ島リゾートの発展の流れを見るとサーファーが住み着く海辺のエリアは、どの場所も海沿いは発展しており、チャングーはまさにその典型です。お洒落なカフェやレストラン、サーフショップやリゾートファッションのお店、オーガニックソープやコスメティックなど、様々なお店が連日多くの欧米人客で賑わっています。

癒される田んぼの風景

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チャングーにはヤシの木と田んぼの風景が所々に残っており、スミニャックやクタのような雑多な雰囲気はありません。多くのカフェやレストランの建物の造りは田んぼの景観や雰囲気を十分に味わえるように工夫されているため、オープンエアーの建物が多いです。田んぼの風景の中に最先端のお洒落なカフェやバーで各々のライフスタイルを楽しむ人々、サスティナブルな風潮や取り組みが重視される現代において、自然と調和したコンセプトの建物が多いチャングーは、バリ島の今を象徴する光景を垣間見せてくれます。

 

ほぼ毎日綺麗なサンセットが見れる

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 バリ島の季節は乾季と雨季の2つのシーズンがあります。雨季の方が少し期間が長く雨もよく降りますが、ずっと雨が降り続けることは少ないので、夕暮れ時は綺麗な夕陽を浜辺で見れることが多いです。芝生の上にゴザを敷いて寝転がって夕陽を見ながらDJが流す心地よい音楽に酔いしれるビーチクラブ「The Lawn」や、海賊の島に迷い込んだようなトロピカルでアンティークな内装が斬新な「La Brissa」、すっかり有名になった定番の「Finn's Beach Club」など、サンセットを楽しめる沢山のスポットがあります。

 

お洒落なカフェと美味しいご飯

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朝食の選択は迷ってしまうぐらい色々あります。淹れたての美味しいコーヒー、アボガドトーストやエッグベネディクト、トロピカルフルーツをふんだんに入れたスムージーボウル、体にヘルシーなビーガン料理や、ベジタリアン向けのレストランなど、あらゆる種類の食事を楽しむことができます。美味しいだけでなく見た目も華やかな盛り付けがとても洗練されており、写真映えするお洒落な飲食店が多いです。

 

昼はビーチクラブでセレブリティー気分、夜はナイトクラブでパーティー

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南国の暑い日差しを浴びながらプールでお酒が飲めるビーチクラブ。デイベッドに横たわりのんびりと過ごす時間はとても贅沢です。チャングーは夜になるとエネルギッシュな若者達が押し合いへし合いで踊りまくるパーティーが名物です。海辺のバー「Old Mans」、オーストラリア発祥の有名なホビーカフェ「Deus Ex Machina」、スケボーパークの「Pretty Poison」など、パーティーがある夜は熱気と興奮に包まれた若者達でごった返します。フルムーンやニューイヤーの時はビーチパーティーもあります。チャングーのナイトスポットは(有名なビーチクラブを除き)ビールやカクテルが安いのも魅力です。
  

ヨガで頭も体もリフレッシュ

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ヨガと言えばバリ島ではウブドのイメージが強いですが、チャングーにもヨガスタジオやヨガ専用のパビリオンが併設された宿泊施設があります。都会では味わうことの出来ない自然の豊かさや南国の空気を味わいながら行うヨガは、五感の感覚を心地よく刺激してくれます。

宿泊と食事、ヨガやサーフィンなどのアクティビティーがセットになったアコモデーションは短期滞在者に人気です。

 

気軽にふらっと入れるマッサージ屋が多い

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ホテルにあるような本格的なスパではなく、繁華街でよく見かけるマッサージ屋さんもチャングーのメイン通り沿いのあちこちで見つけることができます。ボディーマッサージやフットマッサージなどの基本メニューはとても安く、イヤーキャンドルやホットストーンマッサージなどもメニューの中にあります。予約も必要無いお店が殆どなので気軽にふらっと入ることができます。

 

外国人も安心して泊まれるホームステイやゲストハウス

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ノマドワーカーが宿泊先で一番重要視するものはネット環境。安定したインターネットがしっかり繋がることは基本です。チャングーはここ数年でお洒落で綺麗なアパートがとても増えました。通常ホームステイやゲストハウスと呼ばれるアパートでは、デイリー、ウィークリー、マンスリーの滞在期間に合わせた料金設定があり、ホテルに泊まるよりも、遥かにリーズナブルに宿泊ができます。草木が生い茂る庭やスイミングプールがあるリゾートデザインのアパートに快適な住居環境が整っています。

 

 外国人滞在者向けのアパートが続々と登場

Alam Rooms & Cafe

Alam Rooms & Cafe は2019年2月にオープンしたばかりのリーズナブルなプール付きアパートです。サーフィンのポイントで有名なエコビーチまでもアクセスしやすく、田んぼの風景が周りに広がる長閑な場所にあるスタイリッシュなアパートです。ドミトリータイプの部屋は1泊Rp.150,000(約1,200円)、プライベートタイプのお部屋はRp.400,000~(約3,200円)どちらも朝食付きです。アパート内のカフェで美味しいコーヒーや軽食を食べることが出来ます。有料でランドリーサービスやトランスポートの手配、モーターバイクのレンタル、マッサージ手配などのサービスもあります。

 

Alam Rooms & Cafe

Address: Jl. Subak Daksina No.1, Tibubeneng, Kuta Utara, Kabupaten Badung, Bali 80361

Call: +62819-9990-0211

https://albabianca.com/alam-rooms-and-cafe/

 

 仕事もできるリゾート地としてバリ島はますます注目されており、チャングーは外国人ノマドワーカーが更に増える傾向があります。数日間のショートステイで滞在する人よりも数週間以上の長期に渡って滞在する人の方が多い為、高額なホテルよりもリーズナブルなアパートの方が需要があります。何よりチャングーは外に出かけて外国人コミュニティーと交わりライフスタイルを満喫するという楽しみが醍醐味でもあります。

 

ノマドワーカー必見!バリ島のCO-LIVING(コリビング)


BALI COLIVING SPACES: WHICH ONE IS FOR YOU?

世界中を飛び回るデジタルノマドワーカーChristopher Doddが紹介している、チャングーのコワーキングスペース特集では、Co-working(コワーキング)とLiving(リビング:宿泊施設)がひとつになった、Co-Living Space(コリビングスペース)を取り上げており、外国人ノマドワーカーに、人気の高い施設を紹介しています。現代の働き方や新たなライフスタイルへの取り組みを考えさせられる光景ですね。

www.christhefreelancer.com

 

Co-WorkingとCo-Livingがこれからの働き方や暮らし方を変える

「コワーキング」というのは「Co(共に)+ Working(働く)」という発想から生まれた言葉です。世界中のあらゆる場所でコワーキングスペースが普及したことによって、いわゆるデジタルノマド、リモートワーカー、起業家の人々は、仕事をしながらその地域の観光や生活を楽しむことができるようになりました。

バリ島のようなリゾート地では、日常から離れた環境に身を置き、休暇を楽しみながら仕事もできる、そして同じように働く人々との出会いとネットワークが出来上がるメリットのある「コワーキングバケーション」を実現することができます。

そして、その発展形が「Co(共に)+ Living(暮らす)」という、旅行よりも生活することに比重を置く「Co-Living(コリビング)」という施設です。一般的な旅行の滞在日数は数日から数週間なのに対し、Co-Livingを利用する人は数か月から1年という期間で滞在するので、より現地に根差したライフスタイルとコミュニティーへの参加を楽しむことができます。

チャングーではCo-Livingが併設されたCo-Working施設がとても人気があります。また滞在費用を節約するために日中だけCo-Working Spaceを利用して、滞在先は外国人向けアパートやホームステイのお部屋を借りる人も多いです。

 

バリ島で有名な「Co-Living & Co-Working施設」を紹介

チャングーやウブドなどで続々と展開されているコワーキング&コリビング施設。今回はチャングーの中でも特に有名な施設をいくつか紹介致します。

  

DOJO

Dojo Bali

ワークライフバランスをコンセプトに、コワーキングワーカー同士のコミュニティー構築に力を入れているDojoは、チャングーのコワーキング施設の先駆け的な存在であり人気が高いワークスペースです。会員メンバーは24時間利用可能なコワーキングスペースとスイミングプール、様々な先端分野で活躍する講師によるワークショップやBBQなどのコミュニティーイベントなどに参加することができます。

ワーキングスペースのメンバーシップは1ヵ月無制限コースがRp.2,900,000(約2万3千円)、24時間ワーキングスペースの利用、スカイプブース、プリントサービス、ロッカー、スイミングプールの利用、コミュニティーイベント、ワークショップの参加、ウブドにある提携支店(Hubud)のワーキングスペースも利用することができます。

宿泊施設はウッドバンガローなど4種類のタイプのプライベートルームがあり、1週間US$385~ 、1ヵ月US$1,050~より。料金には空港送迎、コワーキングスペース利用、SIMカード10GB、クリーニングサービス、300MBPSWIFIなどが含まれています。

サーフィンの有名なチャングーのビーチまで徒歩5分、近隣には有名なカフェやレストラン、話題のビーチクラブ、マッサージショップ、薬局など何でもあり便利です。

 

Dojo Bali Coworking

Address: Jl. Batu Mejan No.88, Canggu, Kuta Utara, Kebupaten Badung, Bali

Call: +6281338242424

www.dojobali.org

 

 

OUTPOST

Outpost Canggu

バリ島のチャングーとウブド、カンボジアのプノンペンと世界に展開するOUTPOSTは、地域ごとの生活を楽しみながら、理想的な自然環境で仕事ができるワーキングスペースの提供を行っています。OUTPOSTではワーキングチームやグループ単位で合宿形式で滞在しヨガやワークショップなどの企画を組むことが可能です。

ワーキングスペースのメンバーシップは1ヵ月無制限コースがRp.2,700,000(約2万2千円)、24時間ワーキングスペースの利用、スカイプブース、プリントサービス、スイミングプールの利用、ミーティングルームや提携アクティビティーの割引など、メンバーシップはチャングー支店とウブド支店の両方で共有可能です。

宿泊施設はワーキングスペースから徒歩15分の場所にあるプライベートルームです。1週間US$315、1ヵ月(4週間)US$945。空港送迎サービス、コワーキングスペース利用、SIMカード、クリーニングサービスを利用することができます。

Finn's Beach ClubがありサーフィンスポットでもあるBerawa Beachまでもバイクで移動するととても近い場所にあります。ビーチまでの通りはレストランやカフェ、ホームステイのアパートも最近続々とオープンしています。

 

Outpost Canggu Bali

Address: Jalan Raya Semat, Br. Tegal Gundul Canggu, Kuta Badung, Bali

Call: +623619075796

www.outpost-asia.com

 

MATRA

Matra

Co-LivingとCo-Working Spaceを同時に利用でき、尚且つコストパフォーマンスがもっとも良い施設であるMATRAは、長期滞在の外国人には強い味方です。ルーフトップにある24時間エアコン付きのワーキングスペース、併設のカフェでは美味しいコーヒーや軽食を楽しめます。ヨガレッスンやサーフィンレッスン、バイクレンタルのサービスなどを利用することができます。

宿泊施設はDelux Roomは一週間Rp.2,100,000(約1万7千円)、一か月Rp.7,000,000(約5万6千円)にて利用可能、24時間ワーキングスペースの利用、ミーティングルーム、クリーニングサービスなど利用可能です。 

Berawa Beachまでバイク移動で10分ほどの場所にあり、近隣には話題のカフェやワルンがあります。フィットネスジムやウォーターパークのあるCanggu Club(Finn's Recleation Club)もあり、快適なコワーキングライフを送れるでしょう。

 

MATRA

Address: Jl. Pantai Berawa Br Pelambingan no 37, Tibubeneng Kuta Utara, Canggu Bali

Call: +6281999095888

www.matrabali.com

 

 バリ島でコワーキングライフをするために知っておくべきこと

如何でしたでしょうか?チャングーでの豊かなコワーキングライフは「移住する」というよりも「仕事をしながら旅行する」感覚に近いので気軽に取り組めそうですよね。

数週間~数か月以上の滞在になる場合は、現地で長期生活する上で知っておくべきことがあります。バリ島でコワーキンライフを検討している方へ、ご参考になって頂ければ幸いです。

ビザについて

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バリ島は観光目的で入国する場合は、30日以内の滞在であればビザは免除されています。31日以上の滞在となる場合は到着ビザ「VOA(VISA ON ARRIVALの略)」を取得すれば最長60日まで滞在することが出来ます。ノマドワーカーの場合インドネシア国内で会社に就労するわけではないので、就労ビザやビジネスビザを取得しなくても滞在することが出来ます。

インドネシア国内にある会社や事業主との取引で収益が発生する場合はビジネス目的の滞在になるので相応なビザを取得しなくてはいけません。短期留学や商談(ビジネス・ミーティング)などは、30日以内の滞在であっても到着ビザが必要です。日本を含む計169カ国・地域の国籍がビザ免除の対象国です、ビザの取得が免除となる入国目的の詳細は在インドネシア日本国大使館のホームページをご確認ください。

 

VOAは大使館に行かなくても空港に到着した時に取得することができます。

取得費用はUS$35、有効期間は30日間です。(2019年3月現在)

 

※到着ビザは、30日の延長が1回に限り可能です。ただし、到着ビザが手元にない状態で後から延長することは不可能なので、31日以上滞在する可能性のある方は、入国の際に到着ビザを必ず取得しておくようにしてください。

 

VOA(到着ビザ)の取得に必要なもの

  • 残存有効期間6カ月以上のパスポート(空白ページ3ページ以上必要)
  • 帰路の航空券
    (※上記はビザ免除による入国の場合も必要です)

 

VOA取得手続きの流れ

  • デンパサール国際空港に着いたら入国審査を受ける前にVOA専用窓口に行く
  • 窓口に残存有効期間6カ月以上のパスポートと手数料35USドルを提出
  • 支払い済みのレシートを受け取り、入国審査の窓口でそのレシートを提出

 

VOA延長手続きの方法

延長を申請するに際は、出入国管理局事務所に以下のものを持参します。

  • 延長手続きの申請書(各事務所で配布されています)
  • パスポートとそのコピー(1枚)
  • すでに取得している到着ビザのコピー(1枚)
  • 手数料 355,000ルピア(約2,800円:2018年7月現在)
  • 帰路の航空券

申請は必ず申請者本人がするようにしてください。出入国管理事務所は混雑が予想されるため滞在期限の7日前までには申請するようにしましょう。延長手続きは通常、申請から5営業日ぐらいで発行されますが、詳しくは申請先の出入国管理事務所にてご確認下さい。

 

生活費について

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コワーキングオフィスが併設されたアパートに宿泊する場合の家賃は、ひと月6~15万円ぐらいの料金範囲で利用することができます。費用を抑えたい場合は月3~5万円ぐらいのアパートやホームステイに泊まりながら、ワーキングオフィスをメンバーシップで利用するという選択もあります。また家族連れや友人同士のグループで滞在する場合は一軒家やヴィラを借りた方が滞在費を節約でき、より自由度の高い生活を楽しむことができるでしょう。

生活用品にかかる物価は日本よりも安いです。食事に関してはローカルフードであれば1食あたり数百円程で食べられますが、雰囲気の良いリゾートチックなカフェやレストラン、ビーチクラブなどで飲食すると日本とそれほど変わらないか、少々割高です。サーフィンやヨガレッスンなどのアクティビティーやレジャーライフを満喫するのであれば月の生活費は15万円ぐらいは必要です。

コワーキングライフの前提条件は生活費の源泉となる収入の基盤があることです。リモートワークで働ける環境はとても魅力的ですが、余裕のある長期滞在ができるよう計画的な滞在プランを立てましょう。

 

移動手段について

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インドネシアでもっとも普及している移動手段は自動二輪車です。バリ島は道が狭い場所も多いので車よりもバイクの方が小回りが利き、少し離れた場所に移動するのにも便利です。チャングーはビーチ周辺のエリアは徒歩でアクセスできるお店が多いですが、Batu bolong や Berawa Beach周辺を行き来する場合はバイク移動が便利です。

日本と違い、バイクや車の交通量が多く、ルールを無視した運転をする人もいるため、安全を十分に考慮して運転をする必要があります。レンタルバイクを借りる際にはお店で国際免許証の提示が求められます。 1ヵ月バイクを借りる場合、6千円~8千円ぐらいでしっかりとメンテナンスされたバイクを借りることができます。

 チャングーエリアでは巡回しているタクシーもすぐに捕まえることができます、雨が降りそうな日やお酒を飲む時はタクシーを利用しましょう。個人タクシーのGRABやバイクタクシーのGOJEKなど、アプリを使ったトランスポートサービスも安くて便利ですが、チャングーではピックアップできるエリアが限られています。

両替所や買い物について

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Central KutaやBMCなど、政府公認の両替所を利用した方が安心です。まともな両替所は電光掲示板や大きな立て看板に本日のレートを表示しており、現金計測器も置いてあります。怪しいのは小さな看板にやたらと良いレートを表示したお店です、店構えも両替所というよりはお土産物屋やワルンのような商店では、個人取引で両替を行っているため、詐欺行為をされる可能性があるのでお勧めしません。

クレジットカードは殆どのレストランやカフェなどの飲食店やスーパーなどで使用することができます。ローカルワルンで食事をする時や、コンビニや商店などで買い物をする時はカードを使えないお店が多いので、現金(インドネシアルピア)を財布に用意しておく必要があります。

 

ケガをしたり病気になった時は

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チャングーには24時間救急対応をしてくれるクリニックがあります。小さなケガや体調不良の時は気軽にアクセスすることができ便利です。またクタの方まで行けばキャッシュレスサービスを利用できるBIMCやSOSインターナショナル病院もあります。

 

チャングーエリアの24時間対応クリニックはグーグルマップ上から探す方法が便利です。滞在先の場所から最寄りのクリニックの位置を検索してみましょう。

www.google.com

 

リゾートコワーキングライフの実現に向けて

海外で働くというと大手企業の海外支店の勤務であったり、現地で限られた職種の中から仕事を探して就職移住したりするのが主流だった時代から、今は年齢や職業経験に関わらず、リモートワークのスキルがあれば、海外勤めをしなくてもその国の生活の楽しみを享受しながら遠隔で仕事を行うことができる世の中になりました。

リモートワークや副業で遠隔作業をしたことがない人にとっては、いきなりノマドワークの世界に入るのは難しいでしょう、まず第一に安定した生活を送れるだけの収入の基盤があること、フリーランスを選ぶということは会社勤めの時のような安定を失うということでもあります。そして海外ともなるとコミュニケーションが取れるぐらいの最低限の英語力も必要です。

すでに遠隔仕事で生活もできて、尚且つ海外旅行も慣れている人にとっては容易にコワーキングライフを始めることができるでしょう。フリーランスでの収入の目途や蓄えがある人は、まず数週間滞在してみてノマドワーカーのコミュニティーに参加してみるのもきっと良い経験になるはずです。

今回の記事は、バリ島で長期で現地の生活をしてみたい、コワーキングライフを本格的に始めたいという方に少しでも役立てれば幸いです。

バリ島の生活のことで色々個人的に聞いてみたいという方は、メールでお答えしますので、お気軽にご相談下さい。ronodera62@gmail.com